施設保全

方針

 山梨県では、明治40年、43年の大規模な洪水・土砂災害を受け、砂防施設の設置が進められました。また、昭和34年の大武川土石流災害を契機に国直轄工事を行う富士川砂防事務所が、山梨県にも砂防課がそれぞれ設置され、県内において本格的な砂防事業が展開されてきました。
 しかし、こうして整備されてきた河川・砂防施設の多くは、建設から50年以上が経過し、施設の老朽化による不具合が課題となっています。厳しい社会経済情勢の中で、施設の機能低下を防止し、機能および性能を長期にわたって維持・確保していくためには、施設の健全度等を的確に把握し、着実に対策を実施していく必要があります。
 私たちは、今後とも持続的な地域の安全・安心を確保していくため、予防保全の考え方に基づき、河川・砂防施設の点検を通じて、施設の長寿命化計画を立案し、最適な「修繕、改築、更新」の対策を提案していきます。

業務内容

  • 砂防堰堤点検、渓流保全工点検、急傾斜地施設点検
  • 河川構造物点検
  • 長寿命化計画策定
砂防堰堤点検
渓流保全工点検
急傾斜地施設点検

業務実績

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名称概要発注機関
釜瀬川外 砂防施設調査業務委託砂防堰堤点検中北建設事務所 峡北支所
甘利沢川外 砂防施設調査業務委託砂防堰堤点検中北建設事務所 峡北支所
大幡川外 調査業務委託渓流保全工点検、河川構造物点検富士・東部建設事務所
船山外 急傾斜地崩壊対策施設調査業務委託急傾斜地施設点検中北建設事務所 峡北支所