急傾斜地対策

方針

 「急傾斜地」とは傾斜度が30°以上の土地と定義されており、急傾斜地の対策とは、人家や要援護者施設などをがけ崩れなどから保護するための措置を講じることをいいます。
 山梨県は四方を山岳に囲まれ、山地が県土の8割以上を占めていることから、急勾配な斜面や多くの急傾斜地崩壊危険区域が存在します。また、地質も断層破砕帯などの複雑な構造を持ち、非常に脆弱な個所が数多く存在しています。
 私たちは、土砂災害やがけ崩れから県民の生命・財産を守り、安心して暮らせる県土を築くため、急傾斜地崩壊対策や法面対策などの調査・計画・設計を行っています。また、計画や設計に際しては、地域や規模によっては景観や生物生息環境への影響等を考慮すべき場所もあり、安全性はもちろん、経済性と景観性等とのバランスがとれた対策工法の提案にも努めています。

業務内容

  • 急傾斜地崩壊対策予備・詳細設計(擁壁工、アンカー工、落石対策工、法面工など)
  • 急傾斜地崩壊対策候補地や対策工法の提案
待受け擁壁(重力式擁壁)
急傾斜地崩壊対策詳細設計
(待受け擁壁 重力式擁壁)
待受け擁壁(景観保全)
急傾斜地崩壊対策詳細設計
(待受け擁壁 景観に配慮した重力式擁壁)
急傾斜地崩壊対策詳細設計
(法面工)

業務実績

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名称概要発注機関
鬼島の2 設計業務委託急傾斜地対策予備・詳細設計峡南建設事務所
宮の前 設計業務委託急傾斜地対策予備設計峡南建設事務所
諏訪の5 災害復旧設計業務委託調査・解析・設計業務富士・東部建設事務所
芦川小学校擁壁他改修工事設計業務委託急傾斜地対策詳細設計笛吹市