弊社が甲府市で設計した市道国玉通り線が令和4年11月30日に供用開始となりました。
この道路は、青沼通りと城東バイパスを南北に結ぶ約800mの道路で、この路線の開通により、近隣道路の渋滞解消や主要道路へのアクセス向上が図られました。
本路線は平成5年度に当初の設計を行っており、供用開始まで29年を要しました。道路事業は、事業化されると各種の調査を行い、調査結果を踏まえて測量や設計を行います。その後、設計に基づき用地買収や補償などを行って、はじめて工事に着手することができます。また、その間には沿道の住民や企業の方々の協力も不可欠です。そのため、新しい道路ができるまでには長期間を要することになるのです。
しかし、新しく開通した道路を多くの人や車が快適に利用しているのを見ると、これまでの苦労が一気に報われ、達成感と仕事へのやりがいがこみ上げ、晴れやかな気持ちになります。