橋梁の老朽化は全国的に問題となっており、山梨県内においても建設後50年を超え老朽化した橋梁が年々増えています。そのため、山梨県及び県内市町村では、橋の安全や円滑な交通を確保するため、橋梁を5年に1度ごと定期点検をしています。
当社では、山梨県や県内市町村から橋梁定期点検業務を委託され、毎年100橋程度の橋梁点検を行っています。橋梁点検では、近接目視点検を基本とするため、近接目視が困難な橋梁については、橋梁点検車やロープアクセス専門家によって近接目視点検を行っています。橋梁点検では、普段見ることができない桁下・橋台・橋脚などの劣化・変状状況も確認します。そして、劣化・変状の状況からこの状態に至った原因や誘因を推察し診断します。
このように調査をし、橋梁を診断し、必要な保全対策を提案していくところに仕事の魅力を感じています。私たちが行っている橋梁点検が、県内の交通インフラの安全を守っているという誇りを胸に、今後もこの仕事に携わっていきたいと思います。