維持管理

方針

水道整備の進展に伴い、管路の延長は全国で約41万km、処理場数は約2,000箇所にのぼるなど施設のストックが増大しています。

これに伴い、管路施設の老朽化等に起因した道路陥没も増加傾向にあり、平成19年度の発生件数は約4,700箇所となっています。これにより、交通障害や事故が発生し、日常生活及び社会活動に重大な影響が出ています。このような道路陥没発生箇所の管路の供用年数は、完成から約30年の管渠で急増している状況です。

一方、上水道整備は、平成19年度末で約97%の普及率で国民の殆どに供給されていますが、近代水道が横浜市にひかれてから約120年が経過していることや、本格的な水道事業として整備されてからは約半世紀が経過している状況であり、布設替えの時期を迎えています。

上下水道施設の維持管理は紙ベースの台帳作成にて管理を行っている場合が殆どであり、管路埋設位置を概略表示するのみの形態が多く、検査記録や管路の状態及び更新履歴などの管路情報が十分に整備されていない状況にある為、早急に調査・点検を行い結果をデータベース化し、災害等の緊急時対応に向けて、早急に整備する必要があると考えます。

国政としてはこのような状況を踏まえ、下水道事業に対して平成20年度から「下水道長寿命化支援制度」を実施しています。

上下水道課ではこれらを基本とし、GISを導入した維持管理方法の構築を行い、より精度の高い上下水道管の管理システムを提案し、発注者のニーズにお答えいたします。

■ 新たな下水道マネジメントの構築
  • 厳しい財政状況下に急増する改築需要等を見据えて、新規整備改築計画と維持管理計画を一体化し、
    中長期的な投資判断に基づく施設機能の更新を実現
  • 施設の機能低下や事故対策の「発生対応型」から「予防保全型」への転換
  • 下水道の管理へのライフサイクルの視点の導入を促進


長寿命化のイメージ

業務内容

  • 上下水道台帳の作成、管路施設データベース作成、危機管理対策(地震)、長寿命化計画の策定
  • 管路施設の改築・更新計画策定など

業務実績

名称 種別 概要 発注機関
下水道台帳作成業務 下水道台帳 L=7.3Km 御坂町(笛吹市)
下水道管理システム構築業務 GIS管理システム サンプリング 南アルプス市
笛吹市水道管路図整備業務 水道台帳 測量等 L=150Km 笛吹市
簡易水道GISデータ整備業務委託 GIS管理システム 整備延長 L=3Km 市川三郷町
固定資産GISデータ更新業務委託 GIS管理システム 入力基図1,024枚 市川三郷町
下水道管理システム構築業務 GIS管理システム 整備延長 L=60Km 市川三郷町