砂防

方針

梨県には土砂災害の発生する恐れのある危険箇所は、4805箇所もあります。そのうち、整備された箇所は、たったの23%(平成21年)と言われています。県民の「安全・安心」を確保する上では、とても少ない整備率です。

近年の財政難を考慮すれば、今後の砂防事業には、砂防えん堤などのハード対策と警戒避難体制構築等のソフト対策の両方を同時に進めていく必要があります。

私たちは、地域における砂防技術者として、ハード・ソフト対策の両方の技術を習得し、砂防事業が効率よく実施されるためのお手伝いや提案を行っていく所存です。

土石流および流木対策

対策箇所の抽出、危険渓流内での対策施設の配置計画、砂防えん堤の計画・設計、渓流保全工の計画・設計を行っています。

特に山梨県の財産である美しい渓流や魚類等の生物を守るための方策(透過型砂防えん堤の採用など)を、どんどん提案して行きます。

また、砂防ソイルセメントの活用などの新技術に関しても、積極的に採用します。

急傾斜地崩壊対策

がけ崩れ対策としての工法の選定、切土工、擁壁工、アンカー工、落石対策工の調査・計画・設計を行っています。

また、旧法(急傾斜地法)と新法(土砂災害防止法)の違いから、対策済みの危険箇所にも「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」が設定される事例(待受け擁壁に関する急傾斜地の法律)があります。

今後のこのような箇所においても、効率良い対策を提案していく所存です。

業務内容

  • 砂防施設配置計画、砂防えん堤予備・詳細設計、渓流保全工予備・詳細設計
  • 流木対策調査、流木対策予備・詳細設計
  • 急傾斜地対策業務(擁壁工、法面工)
  • 土砂災害防止法に基づく基礎調査、優先順位の設定と対策箇所の抽出

業務実績

名称 概要 発注機関
御正沢砂防えん堤設計 えん堤N=2基(CBBO型砂防えん堤採用) 富士・東部建設事務所 吉田支所
宮作沢砂防えん堤設計 えん堤N=1基(砂防ソイルセメント採用) 富士・東部建設事務所 吉田支所
山梨市土砂災害防止法基礎調査委託 N=29箇所 峡東建設事務所
甲斐市土砂災害防止法基礎調査委託 N=37箇所 中北建設事務所
笛吹市土砂災害防止法基礎調査委託 N=40箇所 峡東建設事務所
仙土久保川外設計委託 えん堤N=3基(予備設計) 富士・東部建設事務所 吉田支所
杉の木沢砂防えん堤設計 えん堤N=1基(砂防ソイルセメント採用)、渓流保全工 富士・東部建設事務所
角打急傾斜地崩壊対策工詳細設計 もたれ式擁壁H=8m、重力式擁壁H=5m 峡南建設事務所
荒田急傾斜地崩壊対策工詳細設計 もたれ式擁壁H=8m、重力式擁壁H=5m 峡南建設事務所